野面積み
秋草に埋もるるやうに野面積み 括弧
最近よく耳にする「野面積み」とは、切り出した石を加工することなく、そ
のまま積み上げて、塀や土留めとした技法、及びその結果できた塀ないしは土留めを言うものらしく、素朴なつくりだけに、完璧な強度を生み出すためには高度な技術が必要だったということらしい。城壁に用いられたものだが、古い街や、山道にも小規模なものが多く残されている。現在なら、さしづめコンクリートブロックなどで済ませてしまうような場所にもこの技法が用いられているのである。先日の日光でも方々で見られた。現在では観光のポイントともなりうるから、きれいに手入れされているものが多いが、あたかも自然に存在し続けていたかのように、忘れられ放置されているものも、街はずれや
細い山道では見られる。
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