昼顔
刈られたる草の中には昼顔も 括弧
そろそろピーク
を超えたが、植え木の刈り込みと草刈りが盛んである。躑躅類などの場合、刈りこみの時期が遅れると、来年の花芽がつかなくなる。紫陽花はまだ花季だろうと思うが、これも遅く出た芽には花が咲かないそうだから、遅くとも土用には芽が吹いていなくてはならないのである。
雑草の方は花を咲かせるために刈るわけではない。年に何度か刈らないでおくと、たちまち強い種が人間の背丈ほどにも伸びてしまうからであって、それを防ぐためといった方が本当だろう。飼料に利用するということはわが里ではほぼなさそうである。(ガソリンにでもならないだろうか。)このような除草作業では、シルバー人材センターの方々が活躍されているようだ。
昼顔は強い植物だ。空地や駐車場などの垣根に絡んで見事に咲いているかと思えば、放置された畑にもたちまち出現する。道端の草の中でももちろん生き続けて、ちゃんと小ぶりの花をつける。立派な雑草の一員なのである。きれいな花ではあるが、庭にわざわざ植えようとする人はいないだろう。それでも隙を見てはあらゆるところに出現する。雑草の一員として草刈機でなぎ倒されても、痛くも痒くもないのか、根元を刈られて萎れてしまった花の隣には、刈りのこされた茎からの 次の花が、既に開きかけているのであった。
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